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世田谷区には野菜・果物を栽培している農家さんが   約260戸もあるのをご存じですか?

     

それでも1990年​頃に比べて、3分の1の農地面積にまで年々減少している現状です。

世田谷区の農業は23区で練馬区に次ぐ2番目の規模となります。1600年代から江戸の食を支える農村として発達していました。戦後の急激な宅地化と、流通の発展により全国の野菜が手頃に入手可能となり、次第に世田谷の農家は離散しましたが、今でも区内に約300戸の農家があり、その多くは30アール(サッカーコート約半分ほど)以下の小規模農家さんです。ゆかりの江戸東京野菜「大蔵大根」「下山千歳白菜」「城南小松菜」などもあり、世田谷の農家さんの手によって栽培されています。区内の約300戸の農家のうち約20の農家さんが「東京エコ100(化学合成農薬・化学肥料不使用)」の認証を受けています。世田谷の野菜は区内のレストランなどで、「せたがやそだち」として調理・提供されています。

キロメトロ・ゼロ 地 産 地 消

キロメトロ・ゼロとは、生産地と消費地の距離がないという地産地消の意味に加えて、造り手、調理人、消費者の想いが歴史的縦軸と地域的横軸として交わる地点である食卓を囲み、共有し交流することが重要と捉える考えかたでもあります。フードマイレージ、フードロスが削減され、CO²の排出量も抑えられることで、環境保全にも貢献できます。

※フードマイレージとは 食料 の( = food) ×輸送距離( = mileage)=トンキロメートルと表示される。 食料問題を定量的に考える際の一側面です。

​スローフード せたがや Bio畑 コミュニティ

わたしたちは都市における農地が周辺住人や動植物すべてにもたらす多機能性について、地域の人々と共有し、世田谷とその周辺の農地保全、およびRegeneration(再生)のため、協力して農的活動を行います。時代と共に変化する食卓を軸に、広がる多様な「畑」「人」や「モノ」すべてが、自然の一部とし渾然一体であると意識し、共感する一人ひとりの想いと行動が調和することを目指します。地域住民との知識や経験を共有する機会を作り、化学農薬・化学肥料に依存しない野菜(食材)作りの支援、次代に繋ぐことの出来る伝統的な食文化の醸成を行うことともに、Bio畑のある街づくりに貢献します。

正しい食の習慣や知識を子供に伝えるのは大人たちの役目

タッチパット操作で食べたいものが目の前に出てくる・・・、魚屋さんや八百屋さんなどの専門店が激減し、スーパーでカットされた食材を調理することしか知らない子供たちがたくさんいる時代です。


モノ造り、料理の楽しさや工夫、作り手さんとの交流の機会など「食」を通して、社会を知ることは大人にとっても大きな学びと喜びとなります。地球環境、生態系、生物多様性などを知り、地域のみんなと”食”を中心に楽しむことから、より良い未来を築くためのヒントを一緒に探してまいりましょう!

Slow Food Community 
Seta 
Bioとは

Setaga urban agriculture regeneration

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​みんなで作るコミュニティです

​Slowfood Community Setagaya Bio(通称 セタビオ)は地域のみんなで
作るコミュニティです。

 

地域を知り(学ぶ)

●教え合い話し合う(コミュニティ)

​●持続可能なこどもたちの未来を創造する(BIO畑の推奨)

​こんなことできるやってみたい、こんな先生のお話を聞きたい。こんなものが食べてみたい・・・など気になることがありましたらお話してください。

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活動理念

私たちのミッション

​​子供たちの未来に残せる街 づくりを

世田谷と、その周辺の農地を含むみどりの保全を目的として、地域住民同士が手を取り、共に世田谷野菜の栽培、収穫、調理、家庭の食卓、飲食店を介して、様々な場面で多様な人々とのコミュニティを育む。都市の貴重な自然が、私たちの健やかな心身に与えるHappyな変化を、多くの人と共に体感し、分かち合うための講座やイベントを行います。

【コミュニティのルール】

ビオ畑のある街づくりを目指すものであるが、慣行農業や多様な農法に取り組む人々との分断・対立を生むものではなく、携わるすべての人に尊敬と配慮を持って活動する
 

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